★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
2 0 1 2 年(海辰)●08月 山申 // 移 動 祝 祭 日 |
■08月分一覧 (2012年●目次) |
西森博之●満天の星と青い空で試される(2012_0806) |
大塚ひかり●女嫌いの平家物語の旧い本性(2012_0811) |
堂場瞬一●ラスト・コードは本当に新しい試み(2012_0815) |
高野史緒●カラーマゾフの妹と隷属する奇妙な夫(2012_0821) |
中村航●トリガールでいつまでも青春(2012_0827) |
■2012年08月06日(月)畑亥 |
西森博之○満天の星と青い空で試される |
○「男が女を守るっていうのはこういうことだ!」 「今日から俺は!!」「天使な小生意気」「鋼鉄の華っ柱」など 五千万部コミック作家の西森博之(63-1123/鉄午)が、 本気になって07月13日(草亥)の干合天冲殺日に、 『満天の星と青い空』を上梓しました。 同書は、隕石のせいで地球上の金属が短時間で腐食し、 世界の文明は数日で崩壊。もちろん日本も大混乱に! その時、強烈な悪の雰囲気をかもしだす主人公の高校は京都に修学旅行中。 最悪な状況でも少しもひるまず数人の仲間と 東京を目指して徒歩で帰還の旅に出発。 しかし、道中は法も秩序も失われた、弱肉強食のサバイバル世界だった。 この危険な旅の中で、主人公は生まれて初めてドキドキするものに出会う。 それは弱い生き物と思っていた、クラスメートの女性。 「あいつは勝手に生きている。俺に止めることは出来ない。 あの小動物は俺の想像から外れた所で生きている。 俺の知らないシナリオで水上は生きている」 自分の命にさえ興味のなかった主人公だが、 彼女が傷つき失われてしまうことは耐えられなかった。 主人公と彼女は、そして仲間たちは無事に故郷に帰ることが出来るのか。 恋あり、暴力あり、ギャグありのサバイバル青春小説の登場です。 87年(灯卯)の守護神年に「プー太郎」でデビュー。 00年(鉄辰)に「天使な小生意気」で第46回小学館漫画賞を受賞。 ストーリーテリングとキャラクターの面白みで見せる西森は、 東京都生まれ千葉県育ちで、主導DNA「鳳」冲殺は何でもござれと工夫する。 「鳳冲+司」は、強靱そうに見えるもトホホな忍耐力。 「鳳冲+玉」は、面倒なので、伝統的な租借で舞台や人物は、内房の名称。 才能は「玉」で、自己を捨て客観的に表現する。 「鳳冲+調」は、時間をかけて独創的な世界観を構築も曖昧な部分あり。 「鉄+鳳冲+亥月」は、妙な直感とひらめき。 「卯」年生まれ「鉄午」は、スイッチが入ればとことん働くのです。 宿命の特長は、初冬午後十時頃のどしゃぶりの雨中で走る 見かけ倒しの危ない乗り物は、せいぜい二輪車。 その気になると動く生月冲殺は、年支「卯」VS月支「亥」の半会で、 木性強化となるため、総エネルギー155点の軽さながら、 フットワークの良い貪欲性。 守護神「灯」は日支「午」内で、のぞき込まねばわからぬほど、 深い深い闇の中に輝くDNA「牽」は、隠れた部分や裏社会で燃焼する役割。 年干支「雨卯」は、時に邪魔が入りやすいマニュアル重視の優しい感性。 月干支「雨亥」は、心は小さくも耐久力あり。自己のテリトリーに引き込む。 そして日干支「鉄午」は、計算高い人情家。 寂しがり屋ゆえに、明るく元気に振る舞う傾向。 干支番号構成は、40-60-07で北方を軸とした西方東方領域で時代整合性あり。 後天運は、初旬「5歳海戌」は10年運天冲殺と主導DNA「鳳」の半会。 年支「卯」も支合で、遊びに長けた若年期で、早くも自己確立。 ほぼ生涯ターボ運(子丑天冲殺廻り)で、何をやっても目立つようになります。 2旬「15歳宝酉」は、DNA「石」で交流。 人付き合いのうまさを駆使して、最後半年の守護神年でデビュー。 3旬「25歳鉄申」は、DNA「貫」の自我で基本に忠実。 4旬「35歳畑未」は、才能旺地のDNA「玉」に加え、 年支「卯」VS月支「亥」の半会を加速させる三合会局と日支の支合で、 世界が大きく拡がり、著作の映画化などもあり。 現在の5旬「45歳山午」は、DNA「龍」。 年干と月干の「雨」が干合で「灯」となり、周囲は全て守護神名誉となり絶好。 作風や方向性を変化させると、何もかも救い。新たな挑戦となるのです。 今後は6旬「55歳灯巳」は、DNA「牽」。 7旬「65歳陽辰」も守護神で、DNA「車」。 8旬「75歳草卯」は、DNA「司」。木性ですから引力本能強化。 まだまだ衰えを知らずに、加速していく可能性大です。 今年(12年/海辰)は、新たな試みに挑戦すれば、 救いが多い10年運内の主導DNA「鳳」。 干合年干と干合月干の「灯」が、 年運「海」に二次干合され「草」になれば、新規食い扶持。 さらに日干「鉄」により三次干合されれば、「宝」になるため、 金性天干一気が成立するのですから、 年支「卯」と月支「亥」を巻き込んだ三合会局の 守護神支合月(07月/灯未)の干合天冲殺日に、作家デビューは特筆物。 西森の不良ワールド満載の本作は、 あえて言えば生月冲殺の自己発揮の賜物ですが、 腹をくくったら、化けねばウソ。 陰あるなかに感動を見つけられれば、良いはずです☆ |
西森博之○63-1123 |
鉄雨雨灯 午亥卯-5 調調玉鳳司(鳳冲殺主導) 木性(45)火性(18)土性(18)金性(14)水性(60)/総合155 戌亥生月冲殺/天冲殺(5歳海戌) 主導DNA半会(5歳海戌)/ターボ運(〜94歳)/三合会局支合(35歳畑未) 火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多 -5歳海戌/15歳宝酉/25歳鉄申/35歳畑未/45歳山午/55歳灯巳/65歳陽辰/75歳草卯〜 |
■2012年08月11日(土)木辰 |
大塚ひかり●女嫌いの平家物語の旧い本性 |
■NHKの大河ドラマ「平清盛」の視聴率が大きく落ち込むなか、 古典大好きで、「ブス論」「愛とまぐはひの古事記」「源氏物語」などの 著書がある大塚ひかり(61-0207/宝未)の 『女嫌いの平家物語』が、07月10日(海申)のDNA「調」の守護神日に上梓。 同書は、「平家物語」にはブスがいないに着目し、 おまけに、可哀想な・けなげな女はいても、 ずるい・嫉妬深い・権謀術数にたけた女はいない。 揃いも揃って男好み。 ところが史実を調べれば、彼女たちは決してそんなツマラナイ女ではない。 「平家物語」は、男たちの鎮魂の物語。 男の美学はあっても女の本音はない。 例えば「祇王は当代一の芸能人」「静御前はステージママ」といった具合。 その本音を掘り起し、なぜ物語がそれを封印したのかを暴くという、 痛快古典エッセイは(平家物語の)作者を、 女嫌いの男性同性愛者ではないかと推察している。 神奈川県横浜市神奈川区出身で、 早稲田大学第一文学部日本史学科卒。 88年(山辰)の主導DNA「玉」年に、 「いつの日か別の日か みつばちの孤独」でデビューの大塚は DNA「玉」主導で、時間の経過と共により高みを極める。 伝統的なこだわり強く、古典・歴史に精通し、気分転換不得手。 「玉+鳳」は、時間をかけて古典を自己流の論理展開する。 「玉+車」は、考えたら即行動する熱血ぶり。 才能は「車」であり、落ち着くことのない稼働力。 「玉+貫」は、傷つきやすく、その場その場を適宜に処理。 「玉+石」は、理屈っぽく正当化を図る。 「宝+玉+寅月」は、実力より評価は低く、 力量の低い異性と添い遂げる傾向。 「丑」年生まれ「宝未」は、待ち運である。 宿命の特長は、初春午前四時頃の宝飾品ながら、 実用性の強い道具という感があり。 年干「宝」・月干「鉄」・日干「宝」の金性天干一気は、 少々時代遅れ感が漂う、勇猛な万能ナイフみたいなものか。 目上を知恵を使った攻撃性で倒すもので、 近寄れば、相当のエネルギーを消耗しかねない。 配偶者成分は、月支「寅」内「陽」だが、 その干合相手は、自身と同格の年干の「宝」と陰陽関係の月干「鉄」であり。 配偶者を手に入れるにも、壮絶な闘いがあったり、 場合によっては、力量は疑問もかなりの女泣かせだったり、 モテ男であったりと、微妙。 ただし、本人にとっては心の支えであったり、自慢でもある。 年干支「宝丑」VS日干支「宝未」の納音は、 どこか秘密めいた雰囲気あるも、 古典ばかりかマンガ好きという両天秤。 総エネルギー238点中金性67点。 春生まれだけに出土前の宝石とも見えるが、 守護神水性22点は心許なく、時間をかけて伝達本能を磨かねばならない。 年干支「宝丑」は、マイペースの飾り気のないユーモア。 月干支「鉄寅」は、臨機応変で邪悪にも清廉にもなれる。 そして日干支「宝未」は、用心深さありながら、知恵を使って財を築く。 干支番号構成は、38-27-08と東方・南方・西方で、 北方欠けは、品性とは対極とも考えられる庶民性が売り。 後天運は、初旬「9歳宝卯」がDNA「貫」の頑固さ強化の 日干支「宝未」の大半会の金性天干一気強化で、成功運型。 意固地。 2旬「19歳海辰」は、宿命にないDNA「調」の独創性強化の守護神。 デビューはこの時期で、少女性強化は失恋を綴ったもの。 3旬「29歳雨巳」は、使い易いDNA「鳳」の守護神。 4旬「39歳木午」は、DNA「司」の堅実性。 現在の5旬「49歳草未」は、月干「鉄」と干合すれば、 「宝未」の律音化する金性天干一気強化で、厚みを増す。 DNA「禄」は引力本能強化で目立つ時期。 この後の6旬「59歳陽申」は、干合天干一気崩れのDNA「牽」。 名誉を意識しすぎるのも考え物。 7旬「69歳灯酉」は、老いても才能の「車」。 8旬「79歳山戌」は、DNA「玉」の主導DNA10年運天冲殺で、 ブレねば次元の高い自己確立を実現可能。 今年(12年/海辰)は、権力奉仕10年運内の守護神年。 来年(13年/雨巳)も同様で、現実的な人としては商売繁盛。 「平清盛」の低視聴率は大誤算も、 「玉」主導の「玉+調」は世相には迎合せずに、織り込み済み。 心配なのは、主導する「玉」は母親の影響大とはいえ、 その母親が03年(雨未)の10月(海戌)の守護神重なりと、 09年(畑丑)の12月(陽子)の干合支害月の二度にわたり、 脳出血で倒れ、車椅子・認知症になり、要介護3になってしまったこと。 この理由としては、戌亥天冲殺の金性天干一気が、 主導DNAとはいえ、生地生家に関わり過ぎたためではないか。 親孝行とはいえ、妙に近寄れば母親の犠牲は避けられず。 難しいとはいえ、心より物質的な面で貢献しないと、 実は危険な状況が続いてしまう。 こだわりを捨て、社会貢献にも目を向けてほしい☆ |
大塚ひかり●61-0207 |
宝鉄宝雨 未寅丑+9 貫石車玉鳳(玉主導) 木性(52)火性(40)土性(57)金性(67)水性(22)/総合238 戌亥天冲殺/天冲殺(79歳山戌/89歳畑亥)/主導DNA(79歳山戌) 初旬条件あり(日干支と大半会)/守護神(19歳海辰/29歳雨巳) 金性天干一気/天干一気環境強化(49歳草未)/天干一気崩れ(59歳陽申) |
■2012年08月15日(水)山申 |
堂場瞬一○ラスト・コードは本当に新しい試み |
○父親が惨殺され留学先のアメリカから帰国した 14歳の少女を自宅に送る途上、襲撃を受けた渋谷中央署の若きヘタレ刑事。 狙いは刑事なのか、彼女なのか。扱いづらい思春期の少女を守るという、 この世で最も面倒なことをしょいこんだ刑事を格好いいと思うか、 ツンデレ少女に必死に声援をおくるか。 事件解決に執念を燃やす刑事と天才少女の息詰まる逃避行! 堂場瞬一(63-0521/木子)の『ラスト・コード』が、 07月24日(陽戌)の主導DNA天冲殺日という絶好日に上梓。 茨城県下妻市出身。青山学院大学政治経済学部卒を卒業で、 86年(陽寅)に読売新聞東京本社に入社、 社会部記者やパソコン雑誌編集者を務めるかたわら小説を執筆し、 00年(鉄辰)の年支「卯」と月支「巳」をつなぐ変則方三位を伴う DNA「車」の半会年に「8年」で 第13回小説すばる新人賞を受賞してデビューした堂場は、 DNA「鳳」主導の、ほのかに暑さを感じる表現者。 程よい熱を加えた工夫が料理にも通じ、食通。 「鳳+石」は、常識的な仲間あっての人。 孤軍奮闘する主人公であろうと、舞台は警察という組織。 「鳳+玉」は、客観性を発揮する魔法のような論理的表現力。 才能は守護神にもなる二つある「玉」で、登場人物に対する親心。 「鳳+調」は、熱いのに曖昧。だからミステリー。 「木+鳳+巳月」は、ひらめきの天才。 「卯」年生まれ「木子」は、精神性の強い動かぬ者。 「木」だけに、登場人物がスポーツや捜査で動けば良いので、 作者本人は不動でも、おかしくはない。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の霧に濡れた標識。 実際の交通量の少ない田舎の信号機のようなもので、 切り替わるのではなく、点滅してばかり。 総エネルギー164点は、そこまで重厚ではなく、軽い。 読後感も、相応に爽やかな面もあり。 強い火性の伝達本能がありながら、適度なお湿りがあり、 守護神の「雨」が伝統性のある習得本能で、警察物はミステリーの王道。 完成度成長力のある、夏の樹木には敵が少ない。 年支「卯」と日支「子」の刑は、他人とのいさかいありも、 他者と深くかかわらねば、回避可能だろうし、 仕事世界に活かしていれば、問題も少なそう。 年干支「雨卯」は、積み重ねでシリーズものは得意。 責任感あり、模範的な良い人。 月干支「灯巳」は、広いところは苦手で一方にしか走らず。 かなりの頑固者も人当たりは悪くない。 そして日干支の「木子」は、打たれ弱い孤高の人で、 一歩退いて隠居のような渋さ。 干支番号構成は、40-54-01で、西方から北方を経て東方。時代整合性はあり。 後天運は、初旬「5歳陽辰」が、主導DNA「鳳」の自己確立。 年支「卯」と月支「巳」を埋める変則方三位であり、 日支の半会もあるという、風流人の完成も稼働条件はなく、 努力と感謝が必要な宿命の誕生。 ターボ運(子丑天冲殺廻り)もあり、相応に目立つ。 2旬「15歳草卯」は、DNA「石」の仲間作り。就職した時期もここですから、 充分な社会人としての素養は身に付けた模様。 3旬「25歳木寅」は、DNA「貫」の独立独歩ながら経験を積む。 4旬「35歳雨丑」は、DNA「玉」の才能強化守護神支合でデビュー。 現在の5旬「45歳海子」は、月干「灯」の方向性の変化で、 忌み神消滅と、陰陽の「草」を助ける時期。それが、少女でもあり。 DNA「龍」は、ともかく改良で次元を上げる守護神的成長期。 今後は6旬「55歳宝亥」は、DNA「牽」。 忌み神月干支「灯巳」の天剋地冲を伴う 名誉が突如形になる10年運天冲殺で、作家として謙虚さがあれば、 老境にはいるところでの名誉の戴冠。 7旬「65歳鉄戌」は、DNA「車」。結果的に多忙を迎える10年運天冲殺。 しぶさは衰えを迎えるどころか、磨きがかかる予定。 8旬「75歳畑酉」は、DNA「司」の干合でさすがに地味になる。 デビュー12年目の今年(12年/海辰)は、節目。 10年運「海」も重なり、このDNA「龍」は、 忌み神月干「灯」の変化で「草」となる方向性の変化で、 14歳の少女までヒロインとして登場し、新たな堂場ワールドの始まり。 『ラスト・コード』のテーマが、 別れと再会(再生)なのも、この年の我が国のテーマに相応しく、 堂場の「龍」重なりにも符合している。 時代整合性ある流れを意識しており、まさに守護神を使用しきった姿。 老成した大人びた少女だって「玉」ですしね。 いま、初旬とデビュー時と同じく「辰」を迎え、 期待以外の言葉が見つからない堂場の新しい世界。 若き刑事にこめた堂場の遊び心は、これから成長していくのだと確信する |
■2012年08月21日(火)木寅 |
高野史緒○カラーマゾフの妹と隷属する奇妙な夫 |
○本年(12年/海辰)、05月14日(草亥)に、第58回江戸川乱歩賞に選出された 高野史緒(66-0914/陽子)の『カラーマゾフの妹』が、 08月02日(草未)のDNA「玉」の害日に上梓された。 なお、節入り前のため「灯未(07月)」の害月でもある。 本作は、世界文学の最高峰として名高い 「カラマーゾフの兄弟」には第二部があるという着想のもとに、 文豪の残した壮大な謎に緻密な推理で挑む、 従来の解釈を疑い、作中の父殺し事件の真相に迫るという かつてなく刺激的なミステリーの誕生と称賛されている。 94年(木戌)に「ムジカ・マキーナ」で、 第6回日本ファンタジーノベル大賞に応募。 最終選考を通過し、同作で翌95年(草亥)にデビュー。 茨城県土浦市生まれで、二度の闘病を経て茨城大学人文学部を卒業し、 お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了の高野は、 「司」冲殺主導で、妙に純粋も堅実さが似合わぬ。 「司冲+調」は、負けず嫌いなのに、通俗的な負けも容認。 「司冲+牽」は、本線は抑えながらも、通り雨みたいな変化球の感動。 才能は「牽」であり、自尊心を強くした名誉的な生き方。 精神的に不格好ではならない。 「司冲+貫」は、意思は強くもライバル多く、持続困難で時間がかかる。 「司冲+石」は、質素に見えて周囲を圧倒する派手な精神力。 「陽+司冲+酉月」は、持病に苦しむも直感力あり。 案外現実的な側面も所有するが、若年期は形にできず。 「午」年生まれ「陽子」は、まとめ下手。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の夕陽。 年干「陽」・月干「灯」・日干「陽」の火性天干一気は、 ライバルの街灯もありながら、さらに不自然な陽光が輝くという この世ではありえない、変に目立つ風景。 また、年干支「陽午」VS日干支「陽子」の納音は、 全てをさらけださぬ部分がありながら、目立たぬところでは露出させる、 調子がいい生月冲殺で、悪気のない屈折具合。 守護神の「海」は存在せず、原則稼働力なく、美意識に無縁。 木性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人並みは、創造力の欠如も、 偏ったテーマにより無限大の力を発揮する余地あり。 年支「午」VS月支「酉」VS日支「子」の四正格は、 「卯」を迎えれば、根っこの「草」の応援もあり、 何かひとつに集中することで、とてつもない何かを発揮。 総エネルギー137点の絵に描いたような陽光で、 木性の存在がないのは、肝臓や筋力に問題がでそうだが、 生じる成分がないため、体力全般は期待できぬはず。 年干支「陽午」は、浮沈激しく結婚に向かぬ存在の強さ。 月干支「灯酉」は、周囲をまきこむ人情家。 そして日干支「陽子」は、根は素直な才人ながら移り気でお天気屋。 いわゆるトラブルメーカーの一種である。 干支番号構成は、43-34-13で南方と西方偏り。 冬の時代としては、北方欠けで時代整合性は、いまひとつ。 後天運は、初旬「2歳陽申」が、火性天干一気強化を伴う、 日干支「陽子」の大半会と、初旬10年運天冲殺で普通人の3倍ほどの成功運型。 DNA「貫」は、忌み神の頑固さ強化。 2旬「12歳草未」は、DNA「玉」の害。 宿命にない木性の注入で、頭も良くなったはずだが、 年長者の介入などで中途半端なばかりか、病にも倒れたはず。 下半身も弱くなり、現実的には浮遊していたと推測される。 3旬「22歳木午」は、同じく宿命にない木性の対冲。 DNA「龍」の改良改革は、地元の出版社勤務という逆転の生き方も、 デビューを実現したのは、うれしい。 4旬「32歳雨巳」は、生月冲殺の月支「酉」の半会で自信過剰。 さらに才能のDNA「牽」の「雨」で、地歩を築き、結婚もし上京。 現在の5旬「42歳海辰」は、DNA「車」の稼働力。 忌み神月干「灯」が干合で「草」に変化。 火性の天干一気の効力は弱まるも、宿命にない守護神「海」の半会で目立つ。 稼働力がこの人なりに上がる至福の時。 今後は6旬「52歳宝卯」は、DNA「司」の主導DNA入りの自己確立。 また、年干と日干が干合により「海」に変わる四正入格。 さらに、これが月干「灯」と二次干合すれば、 年干と日干が「木」に月干が「草」になる木性天干一気となる。 真面目に持続させていけば、次元を上げて様変わりする。 集中力を上げて、とんでもない仕事をする可能性大だ。 そこで燃焼しつくせば本望。後は論評すべきではない。 7旬「62歳鉄寅」は、DNA「禄」の感謝と奉仕なくして安泰なし。 8旬「72歳畑丑」は、DNA「調」の支合という偏りの美の極み。 「いったんSFというレッテルを貼られると、 ミステリーのつもりで書いていても、読者がなかなか読んでくれない」 のが不満だったという高野が、 昨年(11年/宝卯)の09月(灯酉)の条件あり天冲殺火性天干一気強化月に、 東欧文学の作品集を編んだ際、知名度の必要性を痛感したことも重なり、 あこがれの賞への挑戦を決めたというが、その昨年は、10年運6旬で解説した 主導DNA「司」の四正格入格で、次元さえあげれば、 クドいだけの火性天干一気が、親しみを持たれる風が吹くような 干合木性天干一気に格あがりしたもの。実に60年に一度の節目であった。 「ずっと惹かれてきた賞なので、懸案が一つクリアできた気分です」とは 受賞の弁だが、懸案のひとつに過ぎないと確信していることが、 生月冲殺らしい成長を感じ、まだ先があることを予感させている。 ところで、02年(海午)の忌み神月干干合(灯が草に変化)に伴う 守護神天剋地冲年に結婚した高野の夫は、 東京大学教養学部を経て、東京大学大学院総合文化研究科修了で、 「龍」冲殺主導の変わり者で、 堅気の経済誌・専門書の編集もするロシア映画研究者の 生年生月冲殺の井上徹(65-0413/灯酉)である。 今年(12年/海辰)が、60年に一度の条件あり 干合支合天冲殺であることも興味深い。 さらに、日干が「草」化すれば、年干「草」と共に、 月干「鉄」に二次干合現象が起こり、 年干と日干が「宝」になり、月干「鉄」を含めた 干合金性天干一気となり、少々時代遅れとは言え、無敵ではないか。 本人曰く「高野の使いっ走り休日の食事作り等をしている」だそうだが、 それは、年下の火性天干一気なんかと一緒になったさだめ。 また、高野にとっては、共通干支があって火性天干一気強化とはいえ、 (井上に)天冲殺範囲をもたれている。 しかも(井上の)「巳」年生まれ「灯酉」は狭視で異性理解不能。 女性としてというより、同士的意味合いが強いのだろうが、 主導DNA「龍」の自己確立の「43歳草亥」の 特別条件付10年運天冲殺も後押し。とんでもない夫婦もいたものだ(笑)☆ |
井上徹○65-0413 |
灯鉄草宝 酉辰巳-3 龍司禄龍司(龍冲殺主導) 木性(36)火性(52)土性(46)金性(72)水性(13)/総合219 辰巳生年生月冲殺/天冲殺(43歳草亥/53歳木戌) 初旬条件あり(日干支と納音的)/変則方三位(3歳畑卯) 三合会局(23歳灯丑)/主導DNA(43歳草亥) 干合金性天干一気(73歳海申)/地支半会金性一気格的/異性理解不能 木性脆弱/金性過多/水性脆弱 -3歳畑卯/13歳山寅/23歳灯丑/33歳陽子/43歳草亥/53歳木戌/63歳雨酉/73歳海申〜 |
■2012年08月27日(月)鉄申 |
中村航○トリガールでいつまでも青春 |
○一浪の末、工業大学に入学した女子大生・鳥山ゆきなは、 ラブリーでスイートな学生生活を夢見ていたが、 ひょんなことから人力飛行機サークルに入部。 パイロット班の先輩達と人力飛行機のパイロットとして、 過酷なトレーニングを積み、鳥人間コンテストを目指す。 自分に挑戦し自分を高め自分と向き合う限界なんか関係ないという 中村航(69-1123/海寅)の『トリガール』が、 08月10日(雨卯)日に上梓されました。 岐阜県大垣市出身で、芝浦工業大学を卒業後に、 富士写真光機(現・フジノン)入社も、 DNA「牽」年だった99年(畑卯)退社し、02年(海午)の主導DNA大半会年に、 「リレキショ」で第39回文藝賞を受賞しデビュー。 04年(木申)に、第26回野間文芸新人賞を受賞した中村は、 「貫」主導で、攻撃を受けると全部飲み込んでしまうほど頑固で濃い人。 「貫+玉」は、目前の事象に特別な感激を提示する。 「貫+鳳」は、温厚そうに見えて真っ直ぐな遊び心。 「貫+牽」は、通俗的な欲望実現のための行動力。 才能は「牽」であり、庶民目線の格好良さ。 「貫+調」は、喧騒のなかに暮らそうと、あくまでも自分が大切。 「海+貫+亥月」は、苦難の人生こそ説得力をうむ。 「酉」年生まれ「海寅」は、原則受け身なのです。 宿命の特長は、真冬午後十時頃の冷たい「海」。総エネルギー164点は遠浅。 自身の水性44点を上回る木性61点は海漂林の存在で、 月支「亥」VS日支「寅」の支合で、直感的にはびこり、 発信力は、真夜中なのに充分で(月干支草亥でもあり)怪しい。 自身も日がなお茶を飲んでいるという木性好き。 守護神「陽」が水没している状態ながら、 奇妙な木性に支えられているため、残光あり。 その不自然な暖かさが、よりどころ。 年干支「畑酉」は、自力運の開拓者で見てくれ重視。 月干支「草亥」は、感性あるものの内側に毒あり。 そして、日干支「海寅」は、自意識過剰の芸術センス。 リセットして、ゼロスタートにより蘇生もあり。 干支番号構成は、46-12-39で、北方東方西方と微妙な軸足も、 冬生まれだけに、時代整合性あり。 後天運は、初旬「5歳木戌」が特別条件付10年運天冲殺で、 木性表現力DNA「鳳」の強化も、 年干支「畑酉」の干合支害もあり、前進するには苦労あり。 2旬「15歳雨酉」は、DNA「石」の妥協であり、仲間作りのバンド活動。 3旬「25歳海申」が、月支「亥」の害で、不安にさいなまれながらも、 日干支「海寅」の納音を伴う主導DNA「貫」の自己破壊により、 初旬の勢いを後天的に活かし、執筆を決意。 破壊活動は、99年(畑卯)の才能DNA「牽」で退社し、 表現することを優先するために、禁煙し、車を売り、引っ越しし、 辰巳天冲殺らしい体験を行い、塾講師で生活をしながらもデビュー。 現在の4旬「35歳宝未」は、月支「亥」の半会で自信がみなぎり DNA「玉」の方向は、若かりし頃の再現。 昨年(11年/宝卯)の「玉」重なりには、 別名(ナカムラコウ)で児童書にも挑戦した。 今後は5旬「45歳鉄午」は、DNA「龍」の新たな挑戦と結果。 6旬「55歳畑巳」は、DNA「牽」の才能10年運天冲殺と害。 恐らくありがた迷惑。 7旬「65歳山辰」が、DNA「車」の多忙の10年運天冲殺である。 今年(12年/海辰)は、自己の本質を濃くする主導DNA「貫」のデビュー10周年。 直近発売中の出版社の異なる三単行本の帯裏のマークを集めて応募すれば、 絶版サイン本贈呈や小説登場権、シークレットイベントなどに参加できる、 はずれなしの特典ありという、はりきりよう。 さすが、現実的な辰巳天冲殺らしく、ファンへのもてなしは心得ている。 むろん、中村の作品は、僅かであろうと、体験が基本。 精神領域の生業であろうと、現実重視なのである。 また、映像化しやすいはずなのに、 売れているわりには、これまでは実現していない。 えげつないほどの宿命でないと言えばそれまでだが、 デビュー以来初めて迎える夢のなかで、体験することもあり。 火性の恩恵への入口は、奉仕であり感謝。あと、一押しかも知れない☆ |
中村航○69-1123 |
海草畑陽 寅亥酉-5 牽調鳳貫玉(貫主導) 木性(61)火性(12)土性(26)金性(21)水性(44)/総合164 辰巳天冲殺/生日冲殺/天冲殺(5歳木戌/55歳畑巳/65歳山辰) 初旬条件あり(日干支と大半会) 主導DNA納音(25歳海申)/害(55歳畑巳) 木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱 -5歳木戌/15歳雨酉/25歳海申/35歳宝未/45歳鉄午/55歳畑巳/65歳山辰/75歳灯卯〜 |
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 2 年// 海 辰 入口 |
12年●01月分 12年●02月分 12年●03月分 12年●04月分 12年●05月分 12年●06月分 12年●07月分 12年●08月分 12年●09月分 12年●10月分 12年●11月分 12年●12月分 |
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